仕事を終えて、家に帰る。
いつもの道を歩いて、いつものコンビニに寄って、
温かい飲み物をひとつ買う。
そんな何気ない一日にも、
ふと「今日は誰かに甘えたいな」と思う夜がある。
女性だって、いつも誰かの期待に
応えていなければならないわけじゃない。
しっかりしていなくてもいいし、上品でいなくてもいい。
「こんなことを考えるのは恥ずかしい」と、
自分の気持ちを小さくしなくてもいい。
性欲だって、その人の身体や心にある
自然な感覚のひとつだと思う。
だから僕は、女性が自分の欲求を口にするとき、
「そんなことを考えるんだ」なんて思わない。
むしろ、長いあいだ自分の気持ちを
後回しにしてきた人ほど、
誰かに安心して本音を預けられた瞬間、
少しずつ表情が柔らかくなることがある。
「本当はこういうことがすき」
「こうしてもらうと安心する」
「今日はただ甘えたい」
そうやって、自分の気持ちを
言葉にするだけでもいい。
解放って、何か特別なことをすること
じゃないのかもしれない。
我慢していたものを、
無理に外へ放り出すのではなくて、
「私はこう感じていいんだ」と、
自分自身に許してあげること。
そんな夜があってもいい。
明日になれば、また仕事をして、笑って、人と話して、
いつもの日常に戻っていく。
でも、その日常の中に、
自分の欲望も、自分の心地よさも、
ちゃんと置いておける。
僕は、そんな女性はとても素敵だと思う。
誰かに認めてもらうためではなく、
自分自身が少しだけ楽になるために。
たまには、肩の力を抜いて。
今週もがんばっていきましょう。